2015年3月18日水曜日

機械室レスエレベーターとは

機械室レスエレベーターとは、一般的に「マシンルームレス・エレベーター」と呼ばれています。

・機械室とは、巻上機、制御盤、地震感知器などが設けられている部屋です。
・レスとは、英語でless。少量、欠く(不足する)という意味です。

つまり、機械室レスエレベーターとは、"機械室がないエレベーター"という意味です。
※マシンルームレス・エレベーターも同じ意味です。


エレベーターには、「機械室があるタイプ」と「機械室のないタイプ」があります。


機械室のあるタイプ

次が「機械室のあるタイプ」のエレベーターの構造図です。
機械室が上部に設けられています。
機械室には、巻上機、制御盤、地震感知器、消火器などが設けられています。


機械室のないタイプ

こちらが、機械室レスエレベーターになります。
構造図はありませんが、機械室のないタイプのエレベーターの場合、かごが移動する通路である昇降路内に巻上機や制御盤が設けられています。